先生×自分×男子
「あー…涼しい」

「うん…」


屋上の鍵を閉めて、横になった。


青い空と白い雲。

とても綺麗で、何だか心が軽くなった。



「ねぇ…要」

「んー?」

「ありがとう」



要、ありがとね。



あいつから逃げられなかったら、この空を見る事が出来なかった。



「改まって…どーした?」


「いや…言いたかっただけ」


ニコッと微笑んだ。


すると要が近づいてきた。


「え?」


ぎゅっと抱きしめてきた。
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