先生×自分×男子
…自分が、13歳の時…



「ただいま」


返事が返ってこない。


「いないの?」


いや、いるはずだ。
鍵開いてたし…


「ただいま?」


リビングを見ると…

父と母が倒れてた。

そして…お隣りの…おばさんが包丁を持って、立っていた。



「…おばさん?」


おばさんは、振り向いて自分に言った。


「仕方ないことよ」


―…ナニガ、シカタナイノ?…―



「お母さん!お父さん!」


二人は、血の海に倒れてた。



…おばさん?

あんなに、優しくしてくれたのに。




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