先生×自分×男子
「南?」


貴志さんの言葉で、過去から現実に戻された。



「はい?」


「大丈夫?」


「はい…」



頭の中は…あの光景で、いっぱいだ…



ヤバイ…


周りが…怖い…


何故だか、貴志さんの腕から離れた。



信じられるんだよ?

なんで?離れてしまうの?



ダメだ…。震えが…止まんないよ…


「…ちょっとおいで」

貴志さんの後を追いかけた。


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