先生×自分×男子
4時間目が終わり、要と一緒に昼食を食べて…教官室に向かった。


「失礼します」

「お。来た」

先生は椅子から、さっと立ち上がって自分を中に招き入れた。

教官室も、そうだけど…職員室なんか、あまり入りたくないんだよね。


緊張というか身体が拒否してる。やっぱり教師って苦手。

入りたくないけど…ああ!って悩む。悩んでから、入るのが自分だ。


「楽器のことだけど、校長が買ってくれるらしい」


「え?何故…」


「是非、頑張って欲しいからって」


なーんか、裏ありそうだ。


けど、もらえるならいいや。




< 32 / 524 >

この作品をシェア

pagetop