先生×自分×男子
「ふー…怪我してるのに…すまないが…後ほど、警察署に来てくれ」



「…はい」



年配の警察官は、自分に言った。



「何故…君に来て欲しいかってね…君の指紋が…」



「はい?」



「ああ…傷害事件があってね…凶器から君の指紋が…」



自分の?

まさか。



「いや…疑ってるんじゃないんだ」



疑ってんじゃん。


その時点で疑ってる。


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