先生×自分×男子

*木田Side*

「…好きだ…」


言った…言っちっまった。
もう戻れない。
宮沢を見ると…放心状態だ。

多分、いや…驚いてるよな。当たり前だけど。

教師から…なんて。しかも、27のオッサンなんかに告白されたんだからな。

ごめんな。けど、オッサンでも…好きって気持ちは…


「せ…先生。考えさせてもらえませんか?あ…頭がついていきません」


だよなぁ。ごめん。



宮沢の頭を撫でて、見つめた。

宮沢は悩んでいるような顔をしていた。


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