先生×自分×男子
「じゃ…メールする…」

木田先生は、顔を真っ赤にしながら、外を見ている。

そんな姿が、どうしようもなく可愛い。

「じゃあ、失礼します」

頭を下げて、その場を後にした。

「…?」
―がたがたッ―


部室から、変な音?がした…何だろ?

中を覗くと…

男と女が絡み合っていた?

ええ…なに、こんな変な気分!

てか、部室が……ってもういいや。


けど、あの後ろ姿…見たことあるなぁ。

走りながら、思っていた。

保健室の前に着きノックしようとしたら…

「吉田先生…私じゃダメですか…?」


甘ったるい声で、女の先生が吉田先生に告白していた。


…今日は、最悪な日だ。安心すら出来ない日。


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