先生×自分×男子
「自分に構うなよ!」

自分は、要を投げ飛ばした。

―ダァンッ!―


鈍く響いた。

「…ッ。南…?」

自分は、走った。
走り続けた。
逃げるように走った。

もうダメだ。もう戻れない…

自分は、部室に駆け込んだ。


全てが崩れ落ちた。

なにもかもが…


「…ぅあ…ッ…」


泣き叫んだ。
全て離した自分に対して憎んだ。


どんなに泣き叫んでも、お前は…もう自分に笑ってはくれないだろう。

もう話しかけてくれないだろう。


どんなに、追いかけても…きっと追いつかないね…

泣きつくことが出来たら…いいのにね。
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