先生×自分×男子

*吉田Side*

宮沢さん、来てたんだ…


10分前…


宮沢さんに言われた言葉を頭の中で、何度も繰り返していた。



嫌われた…

僕が、馬鹿言ったから…



悔やんでも、宮沢さんは来ない。



しばらくすると、同僚の持田先生が来た。



「先生…あの」


「はい…」


小さな声で、返事をした。

今は、一人にして欲しかった。
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