先生×自分×男子
後ろから、ガサッと音がして振り返ると、男がいた。



「あ…歌、上手いね」


「…どーも」


いきなり言われても…


「一人?」


「はい」


「初めて来たの?」


喋るね、この人も。

「まぁ」


「じゃ、良いとこ案内してあげるよ」



別にいいし。
今は、一人がいいんだ。

あの馬鹿共を憎みながら、海見てるから。


後で沈めようと…

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