先生×自分×男子
「…?」

「鈍感娘」

自分の頭に頭突きをした。酷いっ!

「あたっ!」

頭突きされた所を…さすっていると、近づいてきた。

先生の唇が自分の髪の毛にキスを落とした。
ベタっ!どうして、男ってベタなことばかりやるんだ?

「…好きだよ」
耳元で囁いてきた。息が耳元に吹きかけられて、ぞくっとした。

のけ反っても、きつく抱きしめられ、動けなかった。

「先生…」

「今…この時点でさ、誰が一番…信じられる?」


―誰が…信じられる?―

今は……


「先生…かな?」


先生を見て言った。本来なら、教師なんて信じないけど…
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