先生×自分×男子
木田先生が運転して自分は、助手席。
…気まずい…

先生とか、何も話す事なんてないし…

……選択肢は、二つ。

一、無言のまま目を合わせないように外ばかり見てる。

ニ、明るく話しかけて……ダメだ。

無理だ。無理、無理。
悩んでいると話しかけてきた。

「どした?」

クスクス笑いながら話しかけてきた。

「いやぁ、何でもないですよ」

手をぶんぶんと振った。本当に何でもないんで。

「…先生は、どーして先生になりたかったんですか?」

…って、ありきたりで馬鹿な質問した。

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