消された煙草


断る理由はなかった。


了承した私に、彼女は満面の笑みを浮かべて喜んだ。


その子供のような様子に、私も自然に笑顔がこぼれていた。


私は彼女に好かれているのだ、と思った。


事実そうだったのだろう。


一緒に住み始めてから数日。


彼女は私を求め、ベッドに忍び込んできた………。









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