HONEY HUNTER

 は い ?


「『校長に出される所ね』っ?!!」

「アンタ本当に聞いてなかったの?一番優秀な感想文には校長に採点してもらえるんだよ」

「ぇえっ!!∑(゚∇゚|||)」

で、でも採点されてもどうしたら良いのやら。
なんか嬉しいのか嬉しくないのか、微妙な感じ。

「べ、別に校長先生に採点してもらってもなぁ?・・・(汗)」

「私も興味ない、でもあいつら見てごらん。凄いよ」

「え?」

そういうと黒名は私の後ろを指さした。
なんだかにぎやかだなぁ。

私はよ?く耳を立てて聞いた。

「おいおい校長直々の採点だぜっ!?お前もし貰っちゃったらどうするよっ!!」

「お、俺っ!?そりゃあ、まず拝むな!!」

「俺は額縁に入れて部屋に飾るぜっ!!」

「マジかよっ!!おいしいところ持ってくなぁ?!!」

が、額縁って・・・
私は黒名に言った。

「・・・なんか急にやる気なくした」

「私最初っからない」

「「・・・はぁ」」

私達はため息をついた、いや駄目だ駄目だっ!
まだ私達15歳だぞ!もうすぐ夏休みだぞ!!

めげるな!

「で、蜜行くの沖縄」

「ん?黒名が行くなら行っても良いな」

「じゃあ行かない」

「へぇっ?!!?!∑(;゚⊿゚)ノ 」

なんでよっ!!(泣)

「ウソウソ、まぁ行くかな」

「ぇ、本当っ!?じゃあ私も行くっ!!///」

ヤッター!
楽しみだなぁー沖縄っ!

これならあと一ヶ月の学校生活も頑張れるかも♪

よしっ、今日から稽古は両方やっちゃおうかなっ!!(はりきり過ぎ)

「じゃあさ、どっかで待ち合わせしない?」

「良いね!!いつものパン屋さんなんかどうっ??//」

「良いよ、じゃ決定」

「ヤッター!!//」

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