HONEY HUNTER
おっきなわ♪
おっきなわ♪

あ〜、楽しみだなぁ〜!!//

「でもさぁ」

「ん?」

黒名はまだ服をパタパタしている、そんなに?
私なんか寒いぐらいなのになぁ・・・

「誰来るんだろう、先輩四人と他三人で計七人。あんまウルサい奴だと私行く気失せるんだけど」

ど、どんだけ傍若無人なんだこの人・・・

「うーん・・・ねぇ、中ちゃんくるかな?」

「えー中ちゃんって中村さんの事でしょ?」

「うん」

「嫌だよ、私あの人苦手だもん」

「ぇえ!?この前黒名『良い人だね』っつてたじゃん!!(驚)」

「言ってたっけ?」

「ええぇ・・・」

わ、わっかんないな黒名って・・・

「あ、じゃあ黒名と同じで音感秀才の修太(しゅうた)くんは?」

「あいつ?あいつ私より先輩のくせして、いつも私の周りチョロチョロしててウザい」

「せ、先輩のくせになにその言い草!!(汗)」

ていうかそれ、黒名の事好きなんだって!!
なんで気付かないのっ?!

「そ、それ黒名が好きなんだって!」

「はぁ?何言ってんの、あいつの好きな人はレカだよ?」

・・・はわゎっ!??

「え、ウソっ!!レカちゃんだったのっ?!」

「どうした蜜、みんな知ってるけど」

なに?!
じゃあ私一人だけ知らなかったのっ!?

じゅ、重大事実じゃん!!(汗)

「ていうかそんな事よりさ」



グイッ



「え、え?」

急に黒名は不気味な笑顔で(←私が苦手な)聞いてきた。

「ところで、蜜はどうなの?ラブの方は」

「・・・ど、どうって///」

あ、改めて言おうと思うと恥ずかしいもんだなぁ。

「なにもないの?進展とか」

「い、今のところはゼロに等しいです・・・」

「あー、ダメダメダメ。いつまで片思いなんだよー」

だぁっ!
黒名、声が大きいっ!!

「ちょっ、みんなに聞こえるって!!//」

「良いよ、この際聞こえたって」

「駄目だよっ!!(泣)」

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