HONEY HUNTER
「え?」

「じゃ、そういうことでっ!明日から頼むぞー」

「え、『明日から』っ?!?!なにがですかっ!?」

「だーかーら、俺の応援。楽しみに待ってるぞー!」

「ぇ、ちょっと先輩!!(汗)」

そういうと先輩は笑顔で手を振っていった。
え、ちょっとちょっと!

な・・・ま、待って下さいよー!!(泣)

「お、応援ってなに?!」

―――――――――――


「ただいま〜・・・(疲)」

「おー蜜!今日の稽古は休みじゃ!休み!」

おばあちゃんは楽しそうに言った。
え、休み?

ま、まさかおばあちゃんの口から『休み』なんて言葉を聞くとは。

槍でも降って来るんではないだろうか。

「なんでー?」

「お前にお客さんが来とるぞいっ!!」

「『お客さん』?」

私は急いで靴を脱ぎ、リビングルームまで小走りした。
え、お客さん?

私しに?

「おばあちゃん、お客さんって誰のこと?」



「よっす、お邪魔してます」



「え、黒名っ!?」

「ちょっと話があってね」

ちょっと話って・・・
そんなの電話で話せば良いのに・・・

え、直接来るほどの事なのっ!?

「え、ちょ、じゃあ部屋で話そうか」

「うん、助かる」

「じ、じゃあおじいちゃんとおばあちゃん、先に食べてて」



バタンッ



「・・・まぁ、蜜がそういうなら」

「仕様がないのう・・・(と、言いつつ睨む)」

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