HONEY HUNTER
ぎゃあああぁぁぁっ!?!!?///

「黒名!!?//」

「ぇ、マジっすか!?い〜な〜田沢先輩・・・」

「世事、アンタにも良い奴は現れるって」

「ですよね・・・(涙)」

「ちょ、ちょ、ちょっ!!」

何勝手にカミングアウトしてくれちゃってんのっ!?
ひ、酷いよぉ〜・・・

「ていうか蜜」

「はい?」



「田沢先輩の応援は?」



「・・・」

わ、忘れてたぁ・・・!!(ドクドクドクドク)

「どうしよ、忘れてたぁっ!!」

「早く行きなよ」

「そういや校庭が騒がしかったような・・・」

ヤバ!みんな先にいたのかっ!!

「ゴメン!行ってきます!!」

「いってらっしゃぁ〜い」

「み、蜜さぁあん・・・(寂)」

私はお弁当を持ってクラスに急いだ、タオル持って行かないと!





「タオルタオル・・・」

私はカバンからタオルを取り出して校庭へと向かった。
まだ田沢先輩いるかなぁ〜?

「・・・あ、ヤバい!!」

そういや入野先輩のテニス!!
どうしよう・・・やっぱり行かないと駄目だよね・・・

「でも田沢先輩の応援・・・」

・・・いや、約束は約束だ。
私はテニスコートへ走っていった。

あぁもうっ!!(泣)

―――――――――――

「せ、先輩どこだろ・・・」

ぎ、ギリギリセーフ・・・
コートにはまだ先輩達がいた、にしてもこっちの応援団も凄まじい迫力だ。

入野先輩のファンだよね?

「入野先輩ってどこなんだろう・・・」

私は必死に応援団の方を避けながら先輩を探した。





「蜜ちゃんっ!!」





< 32 / 37 >

この作品をシェア

pagetop