HONEY HUNTER
ズッキュウウウウゥゥゥンッ
その笑顔に私は一瞬にして心奪われました。
かっこ良くて優しくて、もう完璧なほど理想的な人。
こ、これはぞくに言う・・・『運命の人』ッスかっ!?!?///
『ねぇ、君名前は?』
『な、名前ですかっ!?』
『うん、一応憶えとこうかと思って。あんまり見ない顔だから』
た、確かに私は最近入ってきた。
つか名前聞かれただけで、こんなにも心臓が高ぶる。
『こ、香花・蜜ですっ!!』
『そっか、俺は田沢・勇護(たざわ・ゆうご)。もしかして・・・後輩?』
『い、一年ですっ!!///』
『あ、やっぱり。俺は二年、まぁそう変わらないね』
ニコリ
だ、駄目だ・・・
笑顔が素敵すぎる・・・!!
田沢先輩は全ての書類を積み終わり、持ってくれた。
『あ、ありがとうございます!助かりました!』
『じゃあ、あとは運ぶだけだね。どこに渡すの?』
『ぇ、先輩いいですよっ!こっからは私がやりますんでっ!!』
『なに言ってるの。こんな量、女の子には無理だよ。一緒に行こう』
『っ〜〜〜〜!!!///』
『じゃ、行こうか(笑顔)』
こ、これは一目惚れと言うのだろうか・・・
顔が火照ってしょうがない。
田沢・・・勇護さん。
こんな優しい人、まだ地球にもいたんだなぁ・・・
『それにしてもこれ本当に重いね、一体誰がこんなのさせたんだか』
ああ、斉藤先生は天使だ・・・いや、それ以前に神様かもしれない。
さっきまで呪ってたけど、今は感謝してます・・・!!
その後も先輩は最後まで一緒にいてくれた。
『よし、これで終わったね』
『ほ、本当にありがとうございましたっ!!///』
『いーよー、先輩もこれぐらいはしなきゃ』
そういうと先輩は驚きの一言を言ってくれた。
『あ、もうこんな時間・・・』
『外、真っ暗だね』
『私そろそろ帰らなきゃ、今から稽古があるんです』
『そっか、じゃあ急がないとね』
『じゃ、私はこれでっ!ありがとうございましたっ!!』