大嫌いな街
だが、もう我慢できなかった

毎日のように怖がられ、避けられる日々。

誰も、俺を見てくれない、愛してくれない憂鬱な日々から逃れたかった!

今と何も変わらないかもしれない。

それでも、今より少しはましになるだろう。

一抹の期待を抱きつつ、俺はこの街を出る。




そう、愛を求めて…。
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