シンデレラ物語―ラブコメ風―
―バタン―
ボフッ!
『ふぅ…やっぱりこのベッド気持ちいー…』
私の日課はベッドに飛び込むこと。
「おもっ…!」
『!!?!』
「お前、貧乏のくせに重すぎ…」
布団の下には、あの妖艶に微笑む悪魔がいた。
仁「主人を押し倒すなんてなぁ…」
『おわっ!!///』
急いでベッドから降りた。
『な、なんで会長がっ!!私の部屋にいるんですかっ///』
仁「さぁ?自分の部屋だと思ったわ、ワリィ」
『嘘つけェ!!自分家でしょっ。それにアンタの部屋は黒いでしょぉが!!私の部屋とは正反対!!』
仁「うるせェな…んで?今日は誰と会ったんだ」
いきなり真剣な目で話しかけられたから驚いた。
『別に?関係ないでしょ』
仁「何?主人に逆らうつもりか?お前は、メイドのくせにタメ口だな…」
『あ"ーもう!!早く出てって!』
仁「まだ答えてねぇだろ。…男とデート?」
は!?何でそんなに気になるのかなぁー…
あっ!!でもここで男の子とデートって言えば、かっこよくない?