シンデレラ物語―ラブコメ風―


『……。』


仁「……。」


『……。』


仁「……。」



『……はっ?』


仁「…反応おそっ」


いやいや…何言ってるのでしょう?


生徒会に入れ?


そんなの…


『無理。』


仁「お前に拒否権はない。」



『無理ったら無理です!冗談は顔だけにしてください。』


仁「何言ってるんだ?だから、お前に拒否権はない。わかったな?」


『拒否します』


咲「…ん~、あれ?」


『あっ!咲起きたね!行くよっ』


咲「えっ!?まだお弁当が…」


『いーからっ!!』


咲「あ!ちょっ!会長失礼しましたっ!」


『こんなやつに挨拶はいいからっ』


咲の手を引っ張りその場から逃げた。


生徒会長様は、悪魔な笑顔で手を振っていたことに気づかず。


葵「へぇー…この学園で生徒会長にたてつくなんて珍しいね」


仁の側にある高級ソファでくつろいでいた四天王メンバー。

礼「可愛い子だしね~」


仁「礼司、手だすなよ?」


礼「あれ?仁は好きじゃないって言ってなかった?…ニヤリ」


仁「だから、ほっとけねぇだけだって!!」


葵「ストップ!(それは"好き"なんじゃないのか?)」


悠「さっさと会議おわらそうぜぇー」


仁「あぁ…」


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