シンデレラ物語―ラブコメ風―

お嬢様らを押しどけていき集団から抜け出し校門まできた。

『はぁー…苦しかった』


やっとのことで抜け出したのはいいが、結構体力を使った。

『もぉー!!タマネギと牛乳諦めなきゃじゃん…』


この時間じゃ、間に合わないし、帰ろう。


「おぃ、テメェ…」

『……っ!!!』


囲まれていたはずのアイツが目の前にいた。


仁「逃げられるとでも思ったか?」


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