シンデレラ物語―ラブコメ風―
【NO.5】
ホームレス女子高生デビュー?
―ダダダダっ!!
ドンっ!
ドテっ…!!―
「だ、大丈夫ですか?ι」
『あ…ι大丈夫デス』
見事に転んでしまった。
『もう30分も遅刻しちゃった…』
走りに走って只今の時刻は16時40分。
バイト入り時間16時。
カンペキに遅刻。
うぅー…入りづらいι
ここの店長は恐いんだよね…外見からしてプロレスラー並みの貫禄のある体格のせいか迫力があるしι
『このままじゃ、時間がたっちゃうだけ!!入ろう!!』
ガチャ…
『遅刻してスミマセンでしたァァ!!!!』
開けてすぐお辞儀をして謝った。
バイトA「あ!!ちぃちゃん!とうとう3回目の遅刻しちゃったねぇ」
バイトB「おっそろしい店長が向こうで待ってるぜ?」
『え"っ…』
今のお辞儀はなんだったのさ。