シンデレラ物語―ラブコメ風―
あー…タ〇ンワークもらってこ。
時給が良いとこないかなぁー
まさか、このまま無職で本当にホームレス女子高生に!!?
って,オイッ…
無職ってあたしの本業は学生じゃん…
―あのまま、真っ直ぐアパートに向かった。
『ハァ…電車賃ケチって歩いて帰ってきたけどさすがに疲れたなぁ。』
ボロいアパート…
いつも放課後働いて帰ってくる我が家。
ボロいケドわたしにとっては居心地が良い場所。
『さぁ、部屋に入るか…』
タンタン…
いつ落ちるかわからない階段。
もちろんボロい階段。
『あり?』
我が家のドアの前に人影が…
「帰ってくるの遅いんじゃぁァァ!!!」
『ギャァァァ!!!』
薄暗い廊下に白髪を乱しながらやって来る山姥…
「誰が山姥だいッ!!?」
『嘘です。ごめんなさい…大家サン』