シンデレラ物語―ラブコメ風―
【NO.6】
ラッキー?アンラッキー?
『うぅ…寒い―っ!!』
只今、近所の公園に来てテントの中にいます。
『あー…4月でも寒いなぁー』
チロチロリンっ♪
『あ…咲からメェルだ。』
"今日あれから大丈夫だった?生徒会長にいきなり連れてかれたからビックリしたし!!"
『あ"…すっかり忘れてたι』
"大丈夫"と返信し、寝っころがった。
『そういえば、アイツ何がしたかったんだ?』
んー…でも見下ろされた時懐かしく感じたんだよね…
懐かしいっていうか最近会った?
『まぁ、いっか♪アイツのことなんか考えたくないし!!』
それにしても…
『お腹空いたなぁー…』
その時…
「何してるの?」
『え?』
テントから出たところで話しかけられた。
「ハァハァ…君こんなところにテント立てて何してるの?ニヤリ」
『―…っ!!!』
ゾゾォォォ…!!!(汗)
『あっ…べ、別に…』
あまりの恐怖で声が裏返る。
男「ハァハァ…ちょっと良いことしようか…?」
月の光が照らされて相手の男の姿をとらえた。
中年のデブ男でこんな寒いのに汗をかいて息が乱れている。
い"や"ァァァ!!!ι