シンデレラ物語―ラブコメ風―
『はい!こちらこそよろしくお願いします!!!』
美「ふふ…可愛いわね♪ほら、説明は明日受けると思うから早く行ってあげて?」
『へ…?』
百「あそこで仁様が待ってるわ。凄い睨んでる(笑)」
『あ"…で、では失礼します!!!』
曲がり角の壁に寄りかかった会長は思った通りご立腹のようだった。
仁「お前、着いてこいって言わなかったか…?あ"ぁ?」
『ひぃっ!!ごめん…』
仁と10センチ以上身長差がある小さい千春の頭にグーでグリグリとしていると、向こうでメイドの百合子と美里がニヤニヤと見ていた。
仁「!!!///」
―ボコっ!!―
『いた!!何なのよ!?』
仁「べつに!///ほら行くぞ。 (あいつら感づいてるな…ハァ)」
『っていうか、まだ?広すぎでしょ…ι』
仁「もうすぐだ。」
無駄に広い廊下と高い天井。ホントにお城みたいな家だ。
『そういえば、他のメイドさん達は?明日から一緒に働くわけだし挨拶ぐらいしたいんだけど…』
仁「高橋と井上だけだけど?」
『あーそうなんだ』
……。
『は?』
仁「だから2人だけ。」