シンデレラ物語―ラブコメ風―
■仁サイド■
あー…ヤバい。
コイツ無防備にベッドに横になってやがる。
コイツをメイドにさせることはチャンスだと思った。
何よりも側に置いときたかった…
コイツが襲われてる時の俺はかなりキレてたハズ。
あの男大丈夫だったか…?
まぁ、自業自得だ。
これも運命だろう。
偶然、あの公園を通りかかったわけじゃない。
アイツに会いたくて探してる最中にアイツを見つけたんだ。
それにしてもコイツは鈍感すぎるι
まっ、これから俺の専属メイドとして楽しくさせてもらおう。
絶対に俺のものにしてやる。
高橋と井上は絶対に俺がコイツに惚れてること気づいてやがるし面白がってるな…
千「ねぇ。」
『なんだ?』
寝っころがってたと思ったら、顔をこちらに向けて上目遣いで見てきた。
か、可愛い…///
千「なんで、ここまでしてくれるの?助けた礼って言われてメイドを引き受けたけど、逆にアタシが助かってんじゃん」
いきなりそれを聞くか…
『だから、言っただろ?メイドたちは俺に気を使いすぎてるから疲れるし、お前のほうがマシだからって』