シンデレラ物語―ラブコメ風―
『顔ちかっ!!///アンタのほうが背高いんだから見下ろさないでよ!』
仁「へぇ…ニヤリ。」
すると、ヤツはアタシの視線に合わせるように屈んできた。
『―っ!!!///』
ぎゃー!!!///近すぎ!!仮にも学園で人気があるほどイケメン君なんだから!イケメンに免疫がないアタシには辛すぎ!!
仁「顔赤いケド…?」
『そんな近くにあったら誰でも赤くなるから!!///』
仁「もっと赤くさせてやろうか?」
『へ…?』
頭に?を浮かべると同時に温かい感覚が唇に…
―チュ…っ―
『……。』
触れるだけのキスを交わし、ヤツは唇を離した。
待って…
今何が起きた?
会長の唇が…
『――っ!!!///』
仁「クックッ…」
真っ赤になるアタシの顔を見て口元に手を当て喉をならしなが笑ってやがる。
『な"、何すんのよぉ!!』
仁「やっぱりお前、飽きないわ」
『…は?』
仁「じゃ、おやすみ」
ヤツは何もなかったように鼻歌を歌いながら部屋に戻った。