幕末恋々

第１章

「じいちゃん！久し振り！！」





「おぉ！恋！久し振りじゃのぉ～」







私、桜井　恋(サクライレン)１７歳元気が取り柄の高校２年生ですっ！！







今日は春休みで１人じいちゃんの家がある京都までやって来ましたっ！







「で？どーしたの急に京都に来いなんて・・・」







私はじいちゃんが出してくれたお茶をすすりながらじいちゃんに聞いた。







「あぁ、その事か恋お前、幕末に行って来いっ！！」








「いいよ？幕末・・・はぁ～！？何言ってんの！？」








私は驚いて飲んでいたお茶を思いっ切り吹き出した。








だって、来て早々幕末に行け何て言われたら誰だって吹き出すでしょ？





私は一度口元をハンカチで拭いてじいちゃんの肩に手を置いた。