幕末恋々
「山南さん、お体の具合はいかがですか?」
私は山南さんを部屋の中へ入れた。
「あぁ、大分良いよ。副長がこんな一大事の時に動けないなんて情けないね・・・。」
山南さんはそう言うとふふっと笑った。
「いいえ、そんな事ありませんよ。もし屯所に長州の奴等が来たら山南さんが助けて下さいね?何せ私なんか右腕が使えないんですから!!」
私はそう言うと山南さんの方を見て笑った。
「あぁ、勿論だとも。それより腕はどうだい?まだ痛むかい?」
山南さんはそう言うとサラシを巻かれた私の腕に視線をずらした。
「えぇ、まぁ多少は痛みますがそこまででもありませんよ。」
私は山南さんを部屋の中へ入れた。
「あぁ、大分良いよ。副長がこんな一大事の時に動けないなんて情けないね・・・。」
山南さんはそう言うとふふっと笑った。
「いいえ、そんな事ありませんよ。もし屯所に長州の奴等が来たら山南さんが助けて下さいね?何せ私なんか右腕が使えないんですから!!」
私はそう言うと山南さんの方を見て笑った。
「あぁ、勿論だとも。それより腕はどうだい?まだ痛むかい?」
山南さんはそう言うとサラシを巻かれた私の腕に視線をずらした。
「えぇ、まぁ多少は痛みますがそこまででもありませんよ。」