幕末恋々

傍にいる

翌日6月6日の早朝近藤さん、土方さんが先頭を切って屯所に帰ってきた。










「土方さんッ!!」







私は土方さんの姿を見つけると裸足で門の方へ走った。









「恋ッ!?おめぇ何やってんだ!まだ絶対安静だ「良かった・・・。」









ぎゅっ・・・・







私は土方さんの言葉を遮り思いっ切り土方さんに抱きついた。










トクン・・・トクン・・・









鼓動がしっかりと耳に届く。






あぁ、ちゃんと生きている・・・。
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