幕末恋々
暫くして土方さんがやっとこちらを向いた。








「あ~、やっとこっち向いた!」








私はそう言って土方さんの隣に座った。









すると土方さんがニヤッと怪しい笑みを浮かべて私の方をみた。そして私の体を軽々と持ち上げて自分の膝の上に座らせてしまった。








「ひっ土方さん!?」








私は驚いて土方さんの顔を見た。すると









「さっきのお返しだ。」








と言ってまたニヤっと笑った。
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