幕末恋々
私が川を泳ぐ小さな魚に見入っている








その時








「じゃあ早速稽古始めっ!」







と言う土方さんの声が川原に響いた。








「「「えぇっ~!」」」








案の定皆からは物凄いブーイング・・・。










「土方さん?もしかして今日ずっと稽古ですか?」











私はそっと土方さんに聞いた。









「いや、昼の後は自由時間にするつもりだ。」
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