幕末恋々
私は余り見ない土方さんの笑顔を見て思わず赤面してしまった。









「?どうした?顔赤いぞ。」






「えっ!?何でもないですよ?あはは・・・」






私はそう言うとお団子を一気に頬張った。






「うっ!ゴホッ・・・」






「おいおい、大丈夫かっ?」






お団子を入れず過ぎて喉に詰まってしまった。






「ゴホッケホッ・・・は・・いコホッ・・」








私が何とか返事をすると







「ほれ、コレ飲めっ!」







土方さんはそう言うと私にお茶を差し出して背中を摩ってくれた。
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