幕末恋々
「ふふ・・・イヤただ土方さんと沖田さんが本当の兄弟みたいで・・・つい・・・」






私はそう言って2人の顔を交互に見比べた。







「そうですかぁ?私は嫌だなぁ・・・土方さんと兄弟なんて・・・・」





沖田さんがそう言うと





「あぁ?なんだと?総司、もういっぺん言ってみろ。」






と言って沖田さんの首に腕を掛けて言った。






「痛いですよぉ!!土方さんっ!」





「あぁ~?聞こえねぇなぁ?」





じゃれている2人を見るとますます兄弟に見える・・・。







「ホント仲いいですね、私には兄弟みたいに思える人がいないからなぁ・・・。」








私はそう言ってじゃれている2人を見ていた。






「けほっ・・・」
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