幕末恋々
ドンッ---------------







「クソッ・・・・」








俺は思いっきり拳を壁に叩き付けた。






「土方さんッ!?」








その音を聞きつけ総司が部屋に入って来た。







「総司・・・・」








総司は俺の様子がおかしい事に気付き、近くに落ちていた手紙を手に取った。








「っ・・・!?これ・・・」





「恋はもうここには帰って来ねぇ・・・・アイツは俺の知らない所できっと沢山傷付いたんだ・・・きっと1人で涙を流していたんだ・・・。それなのに俺は全く気付いてやる事が出来なかった・・・。こんな事になるんならもっと早くに気付いてやればよかった・・・。」






そのまま俺はその場に崩れ落ちた。


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