幕末恋々

再開

あれから数時間が経ち外は完全に真っ暗。しかも寒くなって来た。







「クシュン・・・はぁ~寒い・・・多分、今こっちは1月位なんだろうな・・・。」






私は体を丸め熱を逃がさない様にした。








ヤバッ・・・・なんか眠くなってきちゃった・・・・。







私ウトウトし始めると・・・






カランーーーカランーーーー






屯所から誰かの足音が聞えた。






誰だろう・・・・?






下がってくる瞼を必死で開け、上を見るとそこには・・・







愛おしい土方さんの顔が見えた。






「れ・・・・ん・・・?」




土方さんは私を見つけると固まってしまった。

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