幕末恋々
「うん、分かった。」








私はそれだけ返事をして土方さんの肩にもたれかかった。








「恋、おいで」






土方さんはそう言うと自分の膝をパンパンっと叩く。







「いいの?」





「あぁ、いいぞ?」







私はそう言われ土方さんの方を向くように土方さんの膝に座り首に手を回し抱きついた。







「わーい、ふふ・・・」






土方さんの首に顔を付ける。







「なんだ?そんなに抱っこして欲しかったのか?」





そう言うと私の頭をポンポンと撫でる。



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