幕末恋々
「ちょ・・・土方さんっ!?」






「さっきのお返しだ。たっぷり可愛がってやるから覚悟しろ?」









そう言うと土方さんはニヤッと不適な笑みを浮かべ私の唇に口付ける。








「んっ・・・・」








少し目を開けるとそこには切なげな表情の土方さんがいる。







「はは、どうしたんだろうな?お前が何だか朝には居なくなってしまいそうでこの手を、この体を、どうしても離したくない・・・。なぁ?恋、今日は一緒に手を握って寝ないか?」








土方さんはそう言って私の瞼にキスを落とす。







----------土方さん・・・・







「うん。」







私はそう返事をし、土方さんの手を強く握り締めた。
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