幕末恋々
「れ~ん・・・お前なぁ・・・」






「うわ~ん!!ごめんなさいぃ~」






私はそう言って走り出すと原田さんも走り出して私の事を追いかけて来る。





しかも原田さんは両手に抱えるほどの大きな雪玉を持って・・・・







「待てぇ~」





「ヤダぁ~」






全速力で走っていると向こうの方に土方さんを見付け、私はそこまで必死に走った。







「土方さんっ!助けてぇ~」






ボスッ---------







私はそう言って土方さんの背中に思いっきり抱きついた。








「うおっ!?」





土方さんは驚いて後ろを向き私を見ると
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