幕末恋々
「恋、」







「はい。なんですか?土方さん。」







黙っていた土方さんがいきなり口を開いた。






「アイツ(伊東)には近づくなよ?」







そう言って私の顔を見た。






「はい、私もあんまり近寄りたくありません・・・。」







私はそう言うと






「確かにな。」






そう言ってフッと笑い






「雪合戦・・・参加するか。ホラッ」







そう言って土方さんは私の手を握りみんなの元に走った。



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