幕末恋々
「土方さん、一体どこに行くんですか?」








「もうちょっとだから黙って付いて来い。」







「もーっさっきっからそればっかぁ・・・」








歩き始めて早20分、その間何度もどこに行くのかを聞いているのに2人とも中々教えてくれない。









「ねぇ?なんかどんどん森の中に入っている様な気がするんですけど・・・」







「おっ、付いたぞ!」







私が言うのと同時くらいに近藤さんが口を開いた。








そして前を見てみるとそこには・・・・









「うわぁっ!!温泉だぁ・・・・」








そう、そこには湯気を立てた温泉があった。



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