幕末恋々
「何?なんにも聞えないな・・・」






私の叫び声にも近い声を無視してくすぐり続ける土方さん・・・。






「イヤぁ~近藤・・・あはは・・・」






私が必死で叫んでいると違う所でのんびりしていた近藤さんが帰ってきた。








「近藤さ・・・助けて・・・」






笑いすぎでちゃんと言葉が喋れない。







近藤さんはそんな私を見て








「恋くんっ!?おいコラっトシ、恋くんが死にそうになっているじゃないかっ」







「えっ!?」






近藤さんの言葉でやっとくすぐる手を止めてくれた。







しッ死ぬかと思った・・・・・。


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