幕末恋々
「すまん、恋。大丈夫か?」





「はぁ、はぁ・・・なんとか・・・」







私は息を整えながら何とか返事をした。








暫くしてやっと落ち着いた頃・・・







「恋、おいで顔を洗ってやる。」








私はそう言われ素直に土方さんの方に寄る。








土方さんは手拭を濡らすと優しく私の顔を拭く。








「ありがとう、私も背中洗ってあげる。」









私がそう言うと土方さんはフッと笑い、後ろを向いた。






私は手拭で土方さんの広い背中を拭く。





すると
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