幕末恋々
「くない?何でまたそんな物騒なモン……お前がそんなモンやる必要ねぇぞ?お前は俺が命に代えても守ってやるんだから。」






サラッと土方さんは私を嬉しくさせる言葉を言う。




こんな事を聞いてしまうと決心が揺らいで弱い私が顔を出す。





「それじゃあ、ダメですよ。土方さんの事を慕っている人が私の他にも沢山います。そんな貴方の事を私なんかの為に死なせたくない。だから私は自分自身の身は自分の力で守るって決めたんです。」






私はそう言って土方さんの目をしっかりと見て言った。






そう、一度土方さんを置いて帰ってしまった時に決めた事。





自分自身は自分で守って絶対に土方さんの傍から離れない。


そう決めたの。だって約束したからあの夜に………もう二度と土方さんの傍を離れないって







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