幕末恋々
「そうじぃ-------っ!!」








そんな声と共に入ってきたのは大粒の涙を流した近藤さんだった。









「わっ!!近藤さん。」








「本当に良かったっ!」








近藤さんはそう言って沖田さんの手を握り締めた。











「近藤さん、本当にすいませんでした。土方さんも・・・・」







沖田さんはそう言うと近藤さんの後ろに立っていた土方さんの方に目を向けた。








「んなことはいいから今日はもうゆっくり休めっ!それとお前は当分隊務からは外すからなっ!!ほらっ恋、勝っちゃんもう行くぞっ!」






「あっ、あぁ。」





「じゃあ沖田さん、ゆっくり休んでくださいね?」





私はそう言って土方さんと近藤さんの後に続いて部屋から出た。


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