幕末恋々

藤堂さんとの別れ

1867年慶応3年3月それは余りにも突然の事だった。




















「えっ!?藤堂さんと伊東さんが新撰組を脱退!?」









私はそれを聞いて持っていた洗濯物を落としてしまった。










「あぁ、伊東が言い出しやがった。それを近藤さんが了承して明後日にはここを出て行くそうだ。」









土方さんはそう言うとキセルを口にくわえた。









「えっ!?明後日っ!?」








私はそれに仰天し、せっかく拾った洗濯物をまた落としてしまった。







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