幕末恋々
~近藤サイド~








「伊東くん、今日は来てくれてありがとう。」









「いえ、こちらこそお招き頂きありがとうございます。」










「いやいや、さぁ堅苦しい挨拶はこれまでだ。今夜は思う存分飲んでくれっ!」









俺はそう言って伊東くんの盃(さかずき)に酒を入れた。









「ありがとうございます。さっ近藤さんもどうぞ。」









そう言って伊東くんも俺の盃に酒を注ぐ。俺はそれを一気に口の中に流し込んだ。この後に起こる事を忘れるかのように・・・・












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