幕末恋々
「ひじ・・・かた・・・さん・・・」







「何でおめぇがこんな所に居るんだっ!?」









土方さんはそう言いながら私に駆け寄り私の体を支える様に抱き締める。










「っ・・・・藤堂さ・・・ん・・・」








「恋、落ち着け・・・」








私は土方さんに抱き締められながらも藤堂さんの姿を探す。










そんな私を土方さんはきつく抱き締める。








「っ・・・藤堂さんっ!この間約束したじゃんっ!また春になったらみんなでお花見しようって!沖田さんも楽しみにしてるんだよっ!なのに何でっ!何でっ!」










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