幕末恋々
「土方さん、どうかしたんですか?」








私はそう言って土方さんの部屋に入る。







すると・・・








部屋の中は血の匂いが充満していてそして近藤さんが苦痛を浮かべた顔をして座っている。










「ッ!?近藤さんっ!?どうしたんですかっ!?」









私が駆け寄ると・・・






「やぁ、恋くん。イヤ何ちょっと油断をしたら撃たれてしまってな・・・ははは。」










近藤さんは脂汗を掻きながらも私を心配させない様に笑う。















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